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2007年4月 9日 (月)

闇の底 薬丸岳著

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またもや図書館で予約して借りた物です。

まずまずです。もちろん最後まで熱中して読み終わりました。再犯率が高いと言われる性犯罪しかも幼児へのという犯罪を描いています。テーマが重いですね。ちょっと暗い気持ちになります。

主人公の刑事は幼い頃、友人と遊ぶときにもくっついてきて邪魔な妹をあるとき置いてきぼりにし、その結果不幸なことに妹を事件によって殺されてしまった過去を背負っています。

その刑事が追う事件は幼児の性犯罪事件が起きると、その事件と無関係でも過去に性犯罪を起こし出所した人が殺害されるというものです。声明文を発表し再犯しようとする人の抑止力となりたいと世に訴え、世の指示も集めます。

犯人の思いが書かれている部分が時々あるのですが、ここでは犯人にある人を思い浮かばせます。キーワード「マーガレット」により、どちらかなあと私も思いながら読みすすめました。

そのあたりがちょっとしっくりこなかったというか、いかにも思わせぶりで臭わせる状況がこんなにこの二人がぴったりっていうのもなんだかなあと感じてしまうところがちょっと・・・という気もしました。

もう一つ、上司にあたる警察仲間の人物像がよくわからないというか、こちらの人物達に感情移入ができませんでした。

そして、最終的に犯人であった人。彼が犯罪を繰り返した理由がこちらもいまいちしっくりきません。

もちろん小説ってたくさん取材もして書き上げるのでしょうから、犯人にも複雑な思いがあるのでしょう。犯罪被害者の家族であった主人公には感情移入できましたけれど、残念ながら犯人にも同僚刑事にもいまいち感情移入できなかったような気がします。

この後はねたばれになるので文字色を反転します。

過去に幼児を殺害してしまった犯罪者が、自分と同じような過去をもつ人を殺害していくわけですが、それってなんでしょう。自分で自分のしたことを悔いているから?我が子がそんな事件にあったらと思うとやりきれないから、抑止力になりたくて?自分が我が子にそういった感情を抱くのではないかと恐ろしくて?出所した人達に反省の色がないから?

1度読んだだけの私にはこの本ではどれが犯行の本当の理由だといっているのかは読み取れませんでした。

凡人の私には被害者の家族が復習の鬼と化して犯人を追って殺す方がしっくりきちゃいますね。

こんな凡人の考える結末ではないところがさすがなのでしょうね。こんなラストは全然思いつきませんでしたからね。やっぱり本を書く人はすごいですね。

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